手で運転する福祉車両
福祉車両への改造は「昇降リフト」や「スロープタイプ」に改造するだけでなく、「自操式の手動運転装置」の後付けも福祉車両への改造となります。
手を使って運転が可能となる手動運転装置は、様々な車種に取り付ける事が可能です。
「憧れの車に乗りたい!」「かわいい車に乗りたい!!」皆さん一度は考えた事があるかと思います。
しかしながら、お怪我や病気をされたり不慮の事故に遭われて運転そのものが困難となる方がいらっしゃいます。
ブレイブボア株式会社では「あなたに合わせたお気に入りの1台」を創造し、乗りたい車に乗る為のサポートをさせて頂きます。
「後から改造して取り付けられますか?」
「これから車を購入するけど、この車に付けられる?」
等、多くのお悩みをご相談者様お一人お一人に寄り添って解決いたします。
目次
手動運転装置・カロスピードメノックス
フロアに固定されたレバーを引くとアクセル操作、レバーを押すとアクセル操作が行えます。アクセルはワイヤー式なので、スムーズかつ車の挙動をダイレクトに感じられます。
カロスピードメノックスは、お車のインテリアに合わせてカラーリングが選べます。
又、カロスピードメノックスはお車を乗り替えられた際に新しいお車へ移設する事も可能です。
操作動画
アクセル操作
フロアに固定されたレバーを後方に引く事でアクセル操作が行えます。
微妙な加減のアクセル操作が可能となりますので、渋滞時の操作や駐車場における徐行等もストレスを感じずに操作が可能です。
ブレーキ操作
フロアに固定されたレバーを前方に押す事でブレーキの操作が行えます。
ブレーキ操作も押す加減の仕方で、低いスピードから高速域まで「ガクン」とならないスムーズな操作が可能です。
ドライバーの意に従いながらダイレクトな感覚をドライバーのに伝えてくれる手動運転装置、それがカロスピードメノックスです。
好みのポジションに
あなたに合わせたポジションを探ります。
どの手動運転装置にも言えますが、普段お使いになる方が手動運転装置を使えなければ何の意味もありません。
運転をする際のシートポジションはどこなのか?腕の長さは?ひじの曲がり方はどの位が楽に操作できるか?等、念入りに打ち合わせを行わないと使い勝手の悪い、運転が疲れる使えない車になってしまいます。
運転の三大要素「認知・判断・操作」
これが1つでも欠けてしまうと事故の発生率が高まる事も事実です。
ブレイブボア株式会社では「大切な車に乗る楽しさ」と「大切な方と共に過ごす時間」をより堅実なものとする為の取り組みを行っております。
ハンドル・ウインカー操作
ステアリングの軸を中心に回転するステアリングノブアダプターは片手でのハンドル操作を容易としてくれます。
ステアリングノブはお車のインテリアに合わせてカラーリングが選べます。
ウインカーはお手元
カロスピードメノックスはレバー先端のグリップ部分に付いているスイッチでもウインカー操作が行えます。
基本的な右ハンドル車の運転姿勢ですと右手でハンドルを握り、左手でレバーを握ります。
手の大きさにも左右されますが、交通状況によっては右手でウインカーを出せない場合もあります。グリップに付いているウインカースイッチがあれば親指1つでウインカー操作が可能となります。
グリップはカーボンやウッド等、お車のインテリアに合わせてカラーが選べます。
レバーを持つ手を放す
グリップの下部にブレーキロックのボタンと、ホーンボタンが付いています。
ここまで来て今更感もありますが、ハンドル操作以外は全て片手で行えます。
今までの事を振り返っていただくと片手の操作は、アクセル操作・ブレーキ操作・ウインカー操作そしてこちらのホーンとブレーキロックとなります。
ブレーキロックは信号待ちで手を放す時やパーキング、リバース、ドライブ、ニュートラル等のシフト操作を行う時に使います。
ブレーキロックはブレーキペダルを押し込んでいる状態を保つので、ロックを解除しない限り車が勝手に走り出す事はありません。
手順としては、エンジンをかけてブレーキロック。
その状態でシフトをドライブ(D)に入れて、ロックを解除しアクセル操作をして発進。
目的地に着いてバックをする際は、駐車スペースが安全か確認をした後にブレーキロックをしてシフトをリバース(R)へ。
駐車をしたら再度ブレーキロックをしてシフトをパーキング(P)への手順です。
グリップ下部にスイッチが付いていますので思われている以上に操作は容易です。
手動運転装置の選択
日本製の自動車はメーカーラインナップで新車から福祉車両になっているモデルがあります。
ただ、そのラインナップの中に本当に乗りたい自動車があれば良いのですが、多くの方は車両選びを妥協するか福祉車両に改造するかの選択肢になっています。
福祉の先進国では福祉車両に改造する事がスタンダードですし、そもそも海外の自動車メーカーは新車のラインナップで福祉車両はありません。
それは乗りたいクルマを選んで、好きなクルマを福祉車両に改造するシステムが整っているからこそであり、海外には福祉装置メーカーと福祉車両に改造を行う専門店が多い事が明らかです。
日本国内にも福祉装置メーカーはあります。
しかし、手動運転装置に関しては車の床に穴を開けて固定を行い、必ずしも使い勝手の良い仕様にならず、着工から納期までかなりの時間がかかる事も明らかです。
床に穴を開けると、乗り換えや下取りの査定で「無傷・新車に近い」状態でも事故車としての扱いを受ける事があります。
また、取り付くように取り付ける事もあり、その人の体に合っておらず使い勝手が悪い事や、車を買い替えて運転装置を移設する事が出来ない事が日本の現状です。
福祉先進国スウェーデンの手動運転装置、カロスピードメノックスであれば心配はいりません。
操作性・剛性・安全性が整っていますし、移設も可能です。大事なクルマの床に穴を開ける事もありません。
なによりも運転をされる方の体の状況に合わせて改造を行いますので、装置を必要とされる方だけの福祉車両になります。
それ故、ブレイブボア株式会社ではフロア固定タイプの手動運転装置カロスピードメノックスをお勧めしております。
手動運転装置を体験
ブレイブボア株式会社ではカロスピードメノックスが付いたデモカーをご用意させていただいております。
試してみたい、触ってみたい、乗ってみたい方、お気軽にお問い合わせ下さい。
又、今お乗りのお車に改造できるかの相談や、新たにお車を購入予定の方もお気軽にお問い合わせください。
価格・改造費用
スウェーデン・BraunAbility製カロスピードメノックス本体+取付改造技術料¥330,000~となります。
オプション品もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
福祉車両改造の助成金
各都道府県、各市町村で違いがありますが、一定の条件を満たすことでカロスピードメノックスを取り付けて福祉車両へ改造する際に、助成金制度が適用されます。
詳細は各役所の福祉・支援課にお問い合わせ下さい。
さいたま市の助成金制度はこちらから